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□お怒りヨッシーのわがまま要望
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「あああぁぁぁぁあ!!!」




なんのへんてつもない日。突如、大きな叫び声が響いた…




マリオ「なんだなんだ!?」


サムス「誰かさけんでたわね…」


フォックス「なんかあったのか?」




起きたメンバーたちが響いた声のところに向かう…




ヨッシー「ない!ない!ない!なぁ〜い!!」




台所でヨッシーが何やら慌てております…




フォックス「お、おい!!?ヨッシーどうした?」



ヨッシー「あっちにもない!こっちにもない!どこにもな〜い!!」



ルイージ「わかったから!ちょっと落ち着こう!」




とりあえず落ち着かせる…




トゥーン「ヨッシー、どうしたの?あんな慌てて」


ヨッシー「誰か冷蔵庫においてあったケーキしらないですか?食べようとしたらなかったんです!」



コリン「ケーキ?」


マリオ「あぁ、そういや昨日見たときはあったな。それがなくなってたのか?」


ヨッシー「そうなんです!あのケーキ僕の自信作だったのに!許せないです!」


コリン「なくなっているってことは、誰かが誤って食べちゃったとしか言えないね」


サムス「そうなってくるわね」


ヨッシー「僕のケーキ〜…」


フォックス「まぁ落ち着けヨッシー。もう朝飯だから、飯たっぷり食えばいいじゃないか」


ヨッシー「はいです…」



ヨッシー、すっかり元気をなくしちゃいました…






朝食…




「いただきま〜す!」



カービィ「ガツガツガツガツ!」


ヨッシー「もぐもぐ」


ポポ「あれ?いつになくのんびり食べてるねヨッシー」


リュカ「どうしたの?」


ヨッシー「ぶぅ〜…


アイク「いつになく不機嫌だな…」




ヨッシーが元気がないのが手に取るようにわかる様子…




ゼルダ「ヨッシー、どうしちゃったのでしょうか?」


リンク「どうしたんだろうな…」



サムス「まあまあヨッシー、また集めればいいじゃない」



ヨッシー「サムスさん、普通に言いますけど難しいんですよぉ〜…」



トゥーン「もう材料残ってないの?」


ヨッシー「全部使っちゃったよ〜…」


ナナ「とりあえずたくさん使ったんだ…」

ヨッシー「ごちそうさまです〜…」




ヨッシー、そのまま席を立って部屋に戻っていった




トゥーン「相当ショックだったみたい…」


リンク「フォックスさん、何か事情知っているんですか?」


フォックス「あぁ。昨日ヨッシーが自分でケーキを作ったらしくて、昨日作ったケーキは5分の4はその日に食べたらしいけど、残りはとっておいて今日の朝食べるつもりだったらしい」


サムス「なんでも、自分の自信作だっていってたから、相当気に入ってたみたいよ」


マルス「で、今日の朝冷蔵庫にいれてあったはずのケーキがなくなっていたわけです」


トキリン「なるほどな…」


マリオ「ヨッシー、食べ物への執着心はとんでもないからな〜。きっと怒ってるぞ」




リンク「……」


ゼルダ「リンク?」




トゥーン「確か材料は部屋にあったフルーツだったよね?」


マリオ「確かな。部屋の中にフルーツなかったからな」






リンク「…(汗)」


ゼルダ「?」




マリオ「ぱっと見た感じでは、ショートケーキで、上にフルーツを盛っていたかな…」


ディディー「わかりにくい!」


コリン「もっと参考になることないかなぁ〜…。(ゴクゴク)」

ファルコ「どうでもいいが、飯のときに牛乳っておかしいだろ」

コリン「おかしくはない!」


ピーチ「困ったものですわね〜」




リンク「あの〜…」



マリオ「ん?どうしたリンク」



リンク「そのケーキ食べたの、俺です…」
















全員「え!!?




黙っていればわからなかったのに、正直に言っちゃいました…
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