ANSWER
□RAINBOW
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そして、何だかんだで夜になってしまって、男の子は泣きだしてしまう始末。 女の子が、困り果てていると流れ星が
「・・・あんた、あれだな。理想主義者?」
「もう。鳴海さんったら夢が無い、『何が起こるんだろう』ぐらい言ってくださいよ」
「−そんな絶体絶命な時にそんな呑気なこと言えるほど能天気じゃないぞ」
「それは遠回しに、私が能天気だと言ってるんですか?」
「さぁな」
はぐらかす歩。
ひよのは、にっこり笑ってなぜか振り上げられた包丁を振り下ろす素振りをした。
「おい!ちょっと、やーめーろ・・・って」