じんしょん
□君の隣で眠りたい 3
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俺は・・・!
そばで見てるだけ・・・だ。
だって仕方ないじゃん。
俺作れないもん。
あ、でも。洗い物は手伝った。
買ってきたものを冷蔵庫にも仕舞ったし。
後は邪魔しないように見てる・・・。
椅子の背もたれに顔を乗っけて、好きな人を思う存分見れる幸せに
俺はいま浸ってるんだ。
初めは、出来もしないのに先輩の後ろにくっついてたんだ。
何したらいいか分からなかったし、出来ればそばにいたかったし・・・。
そうしたら、「邪魔」って一言。
俺、思いっきり落ち込んだ。
それでも、側にいたら「しょうがないな」って
其処にでも座ってればって言って、今俺がいる椅子を指してくれたんだ。