みんしょん
□大好きな君へ 5
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ああ!もう!
こうしてても、浮かんでくるのはヘソン兄のこと。
バサっと布団を剥がすと、顔を1回バチって叩いて
気合を入れた。
ウジウジするのは性に合わない。
好きなもんは好き!
思ってるだけなら、ひょん達だって許してくれるさ。
ベッドと降りた俺は、うーんと身体を伸ばして服を着替えた。
昼近い時間だけど、窓を全開にして、掃除を始めた。
布団も干すかな。
ベランダの柵によっとかけた時、ミヌ兄が寮から出て来た。
「ひょん!おはよ〜」
俺の声でひょんがこっちを向いた。
「おう!ジニ。ッてお前、もう昼だぞ!今おきたのか?」
「まあ、そんなとこ〜。どっか行くの?」
「ヘソンから電話があって、迎えにいくとこ」
「そうなんだ。いってらっしゃい」
出張って今日までって言ってたっけ。