リクエスト文庫

□公然なあいびき
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いつもなら、寒くてギリギリまでベッドの中でダラダラしてるのに。


今日のジニはちょっと違う。

バサっと捲った布団から、弾みをつけて飛び出したと思えば、
朝だというのに、気持ち悪いくらいのハイテンションで、
さらに鼻歌のオマケ付きでバスルームへと向った。



熱めのシャワーを浴びながら、今日これから逢える愛しい人を思い浮かべる。



2・3日前に逢ったばかりだが、今日は特別だ。
なんと言っても、他の誰もいない二人きりでの仕事なのだ。



コレが張り切らないで、いつ張り切れっていうのだろう。




マネージャーも驚く程素早く支度をすませ、
ジニは意気揚々とスタジオに向った
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