じんしょん
□Hug it once again 2
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開いたドアから顔を覗かせたのは、マネージャーだった。
「あれ?何で?」
声に出すつもりじゃなかったのに、無意識に口にしてた。
「何でじゃなくて!ヘソンが倒れたって聞いたから
飛んできたんだよ!」
マネージャーにそう言われて、ジニは漸く自分が連絡を入れてなかった
事に気がついた。
「!・あースミマセン・・・。忘れてた・・・」
ジニは慌てて頭を下げる。
「全く〜。・・で、ヘソンは?」
マネージャーはジニに軽くジョブすると、ソファに寝かされている
ヘソンに近づいた。
熱で温くなったタオルを退けて直に肌に触れた。
その動作をじっと見ていたジニは、手の仕草や顔つきで
「あっ!」って気付いてしまった。