みんしょん
□大好きな君へ 5
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せっかくの休みだっていうのに、何もする気になれない。
昨日までは天気が良かったら取り合えず溜まった洗濯物を片付けて、部屋も掃除しないと〜って思ってた。
夕べ、カーテンを閉め忘れて寝た所為で、
今朝はとんでもない早い時間から
朝日をしこたま浴びる羽目に。
落ち込んでたのと、あれから部屋で一人でまた飲んだのも手伝って、俺の寝起きは最悪だ。
“うわ〜!頭痛え・・・。
完璧二日酔い?なんでこんなに天気いいわけ・・”
ベッドから起きるのがかったるくて、ダラダラしてた。
煙草を燻らせて煙をふーっと吐き出し、わっかを作る。
何時だったか、これ、ヘソン兄の前でやったら
お前上手いな。って言ってくれたっけ。
「なんかこつあんのか?」
そう聞かれた時、ヘソン兄の顔がやけに近くて焦った。