みんしょん

□大好きな君へ 3
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こんばんは〜」


「いらっしゃい!今夜は一緒なんだ。いつのも席でいい?」


朝食を一緒に食べたあの日から、俺達は親しくなっていった。

改めて自己紹介したら、2人とも俺よりも年上だった。
互いの部屋に遊びに行ったり、休み前には飲みにも行ったり。


店には3人で来る事もあったけど、殆んどへソン兄とミヌ兄が連れ立って来てくれた。

初めて来た日に座った場所がいつの間にか指定席みたいになってた。


人付き合いが上手いミヌ兄は、大将ともすぐ打ち解けて仲良くなった。
自分でも料理するへそん兄は、気に入ったメニューのレシピを大将に教えてもらったりしてた。



俺から見たヘソン兄とミヌ兄はホント、仲がいい。

特にへそん兄はミヌ兄が一緒だといい顔するんだ。

からかうと拗ねて手じゃなくて足が出るヘソン兄。
それをかわしながら、逆に抱きついてまた蹴られる。


俺はそんな二人をちょっと複雑な気持ちで見てる。




だけど、ヘソン兄のそばにいられて幸せだった。
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