通り道

□お前のせい
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あの日、へソンは俺の一世一代の告白を断った。
俺がどんな気持ちでお前に自分の気持ちを告ったのか、へソンは全然分かってないんだ。

俺は、勘違いをしてたのか?
お前も俺のことが好きだって、そう思ってたのに。

へソンは俺を置き去りにして、さっさと行っちまった・・・。

「いつから?」

そんなの分かるわけない!
気がついた時には、もう、この気持ちが俺の心を占めていた。

「キモい!ふざけるな!」

俺だって何度も、何度も自分にそう言い聞かせたさ。


・・だけど。

どんなに考えても辿り着く先は一緒だった。


だから、思い切って告白した。



自分の性癖に気付いた頃、俺以外にも同じような嗜好を
持つ奴がいることに気が付いた。

意外とあちこちにいるもんなんだ。

学校にも・・。
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