通り道
□Jealousy
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<Jealousy> (嫉妬)
“ピンポン。ピンポン。ピンポン”
ドアに行こうとしたヘソンの腕を掴んで、引き寄せた。
そのままソファに押し倒す。
下から俺を睨むヘソン。
「何だよ。」
口を尖らせて、眉間に皴を寄せて。
顎を掴んで、まだ文句を言いたそうな唇に噛み付いた。
俺を叩いて抵抗するヘソンの手首に、ヘソンから抜き取ったネクタイを
巻きつけた。
縛った両手を頭の上で押さえつけ、舌を強引に割り入れた。
「うぅ・・んっ・・・・」
逃げる舌を捕まえて、唾液を絡ませる。
苦しいのか、ヘソンの眦からは涙が零れ落ち、
俺はそれをも舌で舐め取る。
顔中に唇を這わせて、ヘソンから快感を引き出す。
生地を通しても、はっきり分かる下半身の誇張。
俺の太腿にその部分がちょうど当たる。
よそ見は許さない。
お前は俺のモノなんだよ?