みんしょん3

□Selfish love 7
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透き通るような空。

街中でも清々しいと感じるほど、今日は天気がいい。




いつもなら、美味しいスウィーツを食べれば嫌な事など
直ぐに忘れてしまえたのに、今日は勝手が違った。




「・・何か・・美味しく感じない・・」



自分を縛る言葉に従うんだ!そう思い込んでも、足掻いても

ヘソンの心からミヌが消えてしまうわけではない。




美味しいケーキを食べれば、ミヌと一緒にケーキを焼いた時を思い出すし、店で焼いたお菓子の出来が良ければ、それを食べさせたいと思う。




一人が好きだったのに、

自分だけの時間がとても大切だったのに





ヘソンの中でミヌが占める割合がどうしようもなく膨らんでいた。
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