みんしょん3
□秘密のお仕事
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ネクタイの結び目を優雅に解く仕草に、抵抗する事すら
忘れて思わず見とれてしまう。
はだけたシャツの隙間から馴染んだ感触が入り込んで来た瞬間、
背中がぞくりとした。
行為そのものは初めてではないのに、ヘソンは毎回同じ感覚に支配される。
そんなヘソンを見る度にミヌは口角を上げて、ふっと不敵に笑う。
「こうされるの好きだろ」
「…違っ!…うんっ…」
まるで、“ヘソンの事で知らない事はない。”
とでも言いたげなミヌに、顔を赤く染めながらも言い返そうと
口を開いたヘソンの唇は、あっという間にミヌに覆われた。
ヘソンの唇を一舐めした後、半ば強引に舌を割り入れて口内を犯す。
粘膜をまんべんなく舐めた後、歯列も同じ様に舐めた。
舌を絡ませ互いの唾液が
口の端から零れるまで重ねたままの唇。
息継ぎがままならないヘソンは苦しくなってミヌの胸を叩くが、
そんな事はお構いなし。
我慢出来なくなったヘソンがカリっと軽く歯を立てたおかげで漸く開放された。