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□You are Special
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綺麗な顔立ちを隠すように前髪を垂らし、支度を整える。

昔からこの容姿のせいで、変な輩に言い寄られて来た経験から、
すっかり髪で顔を隠す事が癖になっていた。

服にも気を使わず、姿勢だって背中を丸めて猫背気味。

目立たない様に。

ただそれだけだった。



唯一の親友であるドンワンは、そんなヘソンに色々と意見を言うが、当の本人は頑として首を縦には振らなかった。



「別に髪をいじったからって、どーって事ないだろ?
益々目が悪くなるぞ。」


「今だって、0・1ないんだから。これ以上悪くなっても同じだよ」

「見てて、うっとおしいんだよ」

「俺は平気だし」






こんなふうに二人は月いちの割合で不毛な言い争いをする。
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