みんしょん
□大好きな君へ 2
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ミヌさんの後姿を見送りながら、俺はヘソンさんはまだ寝てるのかな・・・。
なんて暢気にしてた。
2人の関係考えないようにしたかったんだと、今はそう思う。
嫌な事には目を向けたくなくて、本能が働いたんだと・・。
第一印象で俺が感じた事は間違ってなかった。
ミヌさんとヘソンさんは入社してからずっと恋人同士だったんだから。
この日は天気が良くて、俺は久しぶりに洗濯機を廻して
溜め込んだ洗濯物を片付けて、部屋も綺麗に掃除した。
物干しに洗濯を干してると、袋を提げたミヌさんが帰ってくるのが見えた。
2人で食べるには相当な量じゃない?
両手に袋をぶら下げたミヌさんは俺に気がついて
どうもって感じに頭を下げて寮に入っていった。
これから二人で朝ごはんなんだ・・。
ちょっぴり羨ましいかも・・・。さっさと俺もこれ干しちゃお〜。