いつもの様に毛狩り隊に遭遇

ボーボボと首領パッチは

融合戦士 パッチボボとなって

毛狩り隊を倒していった

そして全ての敵を倒したと思った瞬間

1本の鍵がパッチボボにLOCKした


「ボーボボっ!!首領パッチ君っ!!」
「おやびんっ!!」
「どうなるんだ!どうなるんだっ!?」


破天荒がLOCKしようとした毛狩り隊の1人が

鍵を撥ね返しパッチボボに中ってしまったのだ

皆が心配していると…


「よし、今日1日はこの姿だな」
「「「「「「「えええぇ――――っ!!!?」」」」」」」
「ど、どういうことなのっ!!?」
「今日1日?」
「ボーボボさんと首領パッチはどうなるんだっ!」
「あぁ、LOCKされたのは俺じゃなくて俺の中にいるボーボボと首領パッチなんだ」
「つまり、パッチボボ自身に影響はなく、中の2人がLOCKされてしまったと」
「まぁそういうことだ」


皆は動揺を隠せないが事実なのでこのまま一行は次の街へと急いだ



街のホテルにて―


「今日は8人だし2人部屋4つで大丈夫だね」

くじにて決まった部屋割りは

ビュティ・田楽マン
ソフトン・魚雷ガール
パッチボボ・破天荒
へっぽこ丸・ところ天の助

という結果になった


いつもなら部屋割りで争いになる事はあるが

今日はボーボボ・首領パッチはいない為

皆何の不満もなくスムーズに決まったのだった



「しかし、まさかこんな事になるとはねぇ…」
「まぁ、たまにはいいんじゃね(笑)」
「そうだな」


そう言い破天荒はシャワーでも浴びようかと腰を上げた時

パッチボボの手が破天荒の腕を掴み優しく引き寄せた


「Σちょっパッチボボっ!?///」
「シャワー後でもいいじゃんか」
「で、でも汗かいてるし…///」
「これから更にかくのに?」


パッチボボは破天荒を抱きしめ、触れるだけのキスをした

額・頬・瞼・口唇と優しくキスをして

触れるだけのキスが破天荒にはもどかしかった


「パッチボボっ///」
「破天荒」


舌を絡ませ激しくなるキスに破天荒はうっとりと目を伏せた


「破天荒 好きだ。初めて会ったときからずっと…」
「俺も…パッチボボに会った時からずっとこうしたかった///」


互いの愛の行為に2人は何度も身体を重ねた


翌朝


「破天荒」
「んっ…んぅっ」


気がつくと外は明るく泣いたせいか目が痛い


「わりぃ…無理させたな」
「気にすんな」


パッチボボといられる時間は後僅か…

破天荒はマフラーから鍵を取り出しパッチボボに渡した


「これやるよっ///」
「サンキュッ じゃあオレはコレっ!」


パッチボボは自分のピアスの片方をチェーンと合わせてペンダントにし破天荒に渡した


「これなら失くさないだろ」
「ありがとう///」


互いの物を交換し2人は笑いあった

離れていても

確かに結ばれた絆を

感じながら…



end

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