小説

□〜元気な奴〜
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キーンコーンカーンコーン…
いつも平和な並森中学校。
だが時々学校の風紀を乱す者がいた。

『やってらんねぇ−』

並森中学校2年の獄寺隼人。
彼はプリントを紙ヒコーキを作ってぐしゃぐしゃに丸めてろうかに捨てた。

『君…ゴミはゴミ箱に捨てなよ…風紀を乱したら咬み殺すよ?』

『雲雀っ!やべっ!!』

獄寺は雲雀を見た瞬間逃げた。

『ったく、何でこんなに僕の学校は風紀が乱れてるんだろ』

小さくため息を吐くと雲雀は学校内を歩きだした。

『雲雀っ!!また……ん?お前今日顔が赤いぞ??』

雲雀に声をかけたのは了平。

『何…??僕に何か用?』

『用と言うか…お前の顔が赤かったんでな!』

『よけいなおせ……』

バタッ!!
雲雀は廊下に倒れた。
了平は雲雀をお姫様だっこして急いで保健室へと連れていった。













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