小説
□〜元気な奴〜
1ページ/4ページ
キーンコーンカーンコーン…
いつも平和な並森中学校。
だが時々学校の風紀を乱す者がいた。
『やってらんねぇ−』
並森中学校2年の獄寺隼人。
彼はプリントを紙ヒコーキを作ってぐしゃぐしゃに丸めてろうかに捨てた。
『君…ゴミはゴミ箱に捨てなよ…風紀を乱したら咬み殺すよ?』
『雲雀っ!やべっ!!』
獄寺は雲雀を見た瞬間逃げた。
『ったく、何でこんなに僕の学校は風紀が乱れてるんだろ』
小さくため息を吐くと雲雀は学校内を歩きだした。
『雲雀っ!!また……ん?お前今日顔が赤いぞ??』
雲雀に声をかけたのは了平。
『何…??僕に何か用?』
『用と言うか…お前の顔が赤かったんでな!』
『よけいなおせ……』
バタッ!!
雲雀は廊下に倒れた。
了平は雲雀をお姫様だっこして急いで保健室へと連れていった。
,