小説
□〜物より愛!〜
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『恭弥はどこに行きたい?』
『別に』
学校がお休みの今日。
せっかくだからディーノは雲雀とどこかに行きたかった。
『なぁ〜どこか行こうぜ〜?』
『なら…学校』
『毎日恭弥は学校に行ってるだろ?だから学校は無し!』
ムスッとした顔をする雲雀。
『ならデパートに買物しに行こう!!』
『買物??』
『そう!買物!!恭弥も欲しい物があるだろ?買ってやるから!!』
『…………』
雲雀はしばらく黙っていたが俺が無理やり恭弥を連れて行った。
『…ねぇ』
『ん?何だ?恭弥』
『僕は人が群れているところが嫌いなことアナタは知ってるよね??』
『そりゃ知ってるけど…』
『ここに群れている奴ら…みんな咬み殺す!!』
雲雀はトンファーを構える。
『止めろって!!』
『何で止めるの??アナタは関係ないでしょ?』
『関係あるって!!いいからトンファーを持つな!!』
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