小説

□〜子供〜
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ディーノは今公園に来ています。
ディーノは自分が小さかった頃の事を思い出していました。 
『あの頃は楽しかったよな〜。スクアーロもいたし』





『おい!!スクアーロ!』『う゛ぉぉい゛!なんだぁ???』
『今日遊ぼうぜ??』
『いいけどどこでだぁ?』『近くの公園!!』
『いいぜぇ!』
スクアーロとディーノは今学校が終わったばかり。
二人はすぐに家に帰った。何故かディーノは棒みたいなものを持って行った。
『う゛ぉぉぉい゛!遅いじゃねぇかぁ!跳ね馬ぁ』
『跳ね馬って言うなよ!』『まぁ、それはおいてぇ』『始めますか!!!』
そして二人は相手のほうへ走って行った。
と、その瞬間に…
ぎゅっ!!
ディーノは棒を捨ててスクアーロに抱き付いた。
『う゛ぉぉぉい!何のまねだぁ??』
『ううん。ただ抱き付きたかっただけ』
『ならさっさと離れてやるぞぉ』
『うん』
そしてディーノは棒を持ってさっきの位置へと戻った。
『なら………始め!!!』そして再び二人は相手に向かって突っ込んだ。
ディーノはスクアーロに棒を、そしてスクアーロは手から剣を出してディーノへと向けた。
カキィン!!!がしゃっ!!…
金属が擦れ合う音が公園に響いた。
なんとディーノの持っていたのは刀だった。 
『だいぶうまくなったなぁ!!ディーノ!』
『少し練習したんだ!』
『でも、まだだなぁ!!』スクアーロは隙をねらってディーノに当てた。
『ってぇ〜、まだだ!!』
ディーノは立ち上がり、再びスクアーロへと突っ込んだ。
そしてその戦いは5時まで続いた。
『はぁはぁ……』
『ぜぇぜぇ……』
二人はその場に座った。
勝敗はスクアーロの勝ち。 
『まぁ、前より強くなったぜぇ』
『いつかスクアーロに勝ってやる!たとえ剣の戦いじゃなくても』 
『その日が来るのが楽しみだぁ』
そして二人は帰った。







『スクアーロ…またいつかやろうな』
そして公園からディーノはいなくなった。 








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