小説

□〜散歩途中で〜
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ディーノはあるとき危ないのに1人で山に入りました。それは気を休めるために…。 
ディーノが転びながら歩いていると後ろから子供がついて来ていた。 
『なぁ、お前何でさっきから何もないのに転んでんだ??』
『それを…って獄寺じゃねぇか!!』
『そうだけど何でお前が俺を知ってんだ??』
『お前っもしかして記憶がないのか??俺の事わかるか?獄寺』
『お前何て知らねぇよ』
やれやれと思ったディーノは近くにあった湖へと獄寺と行った。 
『ここ、きれいだろ?俺のお気に入りの場所なんだ』『ふーん。あのさもしかしてお前って跳ね馬ディーノ?』
『そうだが??何でだ?』『何かイタリアにいたとき聞いた事があったから』
『へ〜』
しばらく沈黙が続いた。が先に喋ったのはディーノだった。
『お前って俺の事嫌いか?』
『別に嫌いでも好きでもねぇよ』
そう言った瞬間にディーノは獄寺を自分の膝の上に乗せて後ろから優しく抱きしめた。
『っ!何だよいきなり!』『いや??獄寺をただ抱きしめたかっただけだ』
そう言われると獄寺は反発出来なくなった。でも何か気持ちがやすらぐものがあった。
そして少したつとディーノは獄寺から手をはなした。『よし、そろそろ帰るか』『うん。』
なぜか獄寺には何かが物足りないような気がした。 でも…この気持ちはなんなのか分からなかった。 

その次の日…
獄寺はもとに戻った。が、あの気持ちはまだ残っていた。獄寺の心の中で恋と言うものになって残った。








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