小説

□〜料理〜
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『獄寺〜!!!』
『ったく何だよ?うっせぇな』
獄寺のもとに走って来たのは山本だった。二人は一緒に暮らしていた。『あのさ〜獄寺に料理してもらいたいんだがいいか?』
『何でいちいち俺が料理しなくちゃいけねぇんだよ。自分でつくれ』
『お願い!!今日だけでいいから…『ったくわかったよ!!』
開き直った獄寺は山本のお願いを受け入れた。 
『レシピはあるんだろうな??何作るんだか知らねぇけどよ』
『一応あるけど…』
山本が渡したレシピはタルトだった。 
『あぁ?何だタルトか。仕方ねぇ作るか!』
そうして何で作るのかを山本に聞かずに獄寺はさっさと材料を買って来て作り始めた。 
『んと、これを…?あっ!こうするのか』
と1人で作っていった。 
そして一時間後……

『おっしゃぁ出来たぜ!』『おお?もう出来たのか?獄寺って作るの早いのな〜』
『ぅるっせぇ!!んでこれどうするんだよ』
『ん??あ〜これからツナん家に持っていくんだけど??』
『はぁ?!十代目のところにだと?』
『あぁ。本当は獄寺に作らしてみんなでツナん家で食うって事にしてたんだ』
『作る前に言え!野球バカ!!十代目のためならもっときれいに作ったのによ』『冷めないうちに持って行こうぜ!!早くしろ!獄寺』
いつのまにかタルトを包んで山本はツナの家に行こうとしていた。 
『あっ!待てよ!』
バタバタで獄寺は出かける準備をして山本とツナの家に行った。 






『みんな待たせたなー』
ツナの家のドアを開けるとみんな退屈そうにしていた。そして了平に雲雀までいた。 
『あっ、山本!入って入って!!』
『わりぃな〜ツナ。みんなを待たせっちった』
『いいよ山本。あれ?獄寺君は??』
ツナが山本に聞いた瞬間に獄寺は来た。
『すみません十代目!!遅れました』
獄寺は息を切らせていた。きっと走って来たんだろう。 
『獄寺君も入って!』
ツナに誘われて入ると、テーブルの上においてある獄寺が作ったタルトにみんなが目をかがやかせていた。そしてみんなで分けて食べるとみんな『おいしい!!』と言っていた。 
『タコヘッド!うまいではないか!』
『ん、まずくはないね』
と口々に言う。 
でもそんな言葉は獄寺の耳に入っていなかった。 
獄寺はツナに感想を聞いた。 
『十代目!おいしいですか??』
『すごくおいしいよ獄寺君!!すごいね!』
『十代目…!!』
獄寺はツナにおいしいと言われて感動していた。 
『十代目!十代目が何か食べたいときは何でも申し付けてください!』
『えっ??それは悪いよ』『いいですよ』 
そしてみんなは満足した後にツナの家で遊んで帰った。










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