〜TOD2〜

□熱中症
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『熱でもあるんじゃないのかっ?!』

ロニが手でジューダスに触れても反応しない。

『っ…と』

片手はジューダスの額に当て、もう片方は自分の頬に当てる。

『ん−…熱はないな。ってことは…』

『すぅ…っ』

バタッと音をたてて床に横になったジューダスは眠りについていた。

『…………』

仕方がないのでお姫様抱っこをして階段を降りたところにあったベッドの上に乗せる。

『すぅっ…ん…ぅっ』

ジューダスは居心地が悪いのか、寝返りをうつ。

『…………』

顔は赤く、息切れをし、かなりキツそうなジューダスの仮面を取り、髪を撫でた。

『いつもこんなヤツだったらいいんだけどな』

そう呟いてジューダスを見つめた。

いつも強気で素直じゃないジューダスだけど、今日は違った。

体調のせいかもしれないけど、少し俺に頼ってくれた気がして…



そう考えているうちに、ベッドの横でロニも眠りについていた。

そして二人が起こされたのは1時間後くらいで、子供達に棒などで叩かれて起こされたのだった。












〜END〜
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