〜TOD2〜
□熱中症
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ジューダスは俺よりもモテる。
街を歩いてても美女が振り返ってジューダスを見る。
そして、この俺様が街を歩いてもスルー…
いったいこの差って何なんだ?
っていうより何か胸の辺りがムカムカしてきやがった…。
そしてこの話は俺とジューダスは10年後の世界でホープタウンに飛ばされた時だった。
『しっかし…あちぃ−っ!!』
『騒ぐな暑苦しい。僕よりお前のほうが熱くないだろ』
『そりやぁそうだけどよ…』
ジューダスは長袖。
ズボンも足まである。
『しかも黒だから光を吸収して熱い』
『へへーん!俺なんて全っぜん熱くねぇもんね−』
『さっき言ってた言葉と矛盾してるぞ?』
仲がいいのか悪いのかわからない二人。
ナナリーに留守番を任せられ、子供達の相手をさせられていた。
『悪いヤツめっ!!たぁっ!』
『いでっ!!』
『お前もやっつけてやるっ!』
『やれるものならやってみろ』
ジューダスもロニも正直内心は疲れ果てていた。
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