小説

□〜鳥たちと共に〜
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外は春の風が豊かに吹く青空。

外を見渡すとキレイな草原が広がっていて青空が続いている。

そこに一つ白い家が立っていた。
二階建てのその家は二階の窓を覗くと大きな木が一本立っている。
その木で鳥たちが枝に乗り楽しそうにおしゃべりをしている。

『………なぁ』

誰もいないはずなのに声がする。
白い家の住人はディーノ。
一人暮らしをしている。

『お前らなぁ…』

聞いた事のない声のする方へと目を向けるとたくさんの鳥たちに囲まれている少年がいた。

『こら!頭に乗んなって言ってんだろ?!』

怒っていながらも鳥たちに優しくする。

気になったディーノは外に出るとやっぱりいた。

一本の大きな木の下で遊んでいた。

『あ…わりぃここお前ん家??』
『そうだが』

『俺…ここが好きなんだ』

『俺も好きで家を建てたんだ』

いきなり家から出てきたディーノを見て少年はびっくりしたがディーノに理由を話した。









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