聖女と狂ったランデブー
□第1話 ―予響―
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八戒「あらら 今日も随分とまた凄い団体さんですね」
三蔵「適当にやっておけ」
八戒「だ、そうですよ、悟浄、悟空」
悟浄「ハァ?俺はヤーよ。コイツにやらせてよね」
悟空「俺だってヤだし!! 今だって腹減ってるしもー最悪ッ」
((ピクッ))
三蔵「八戒、ここで止まったらどれぐらいで次の町に着くか?」
八戒「そうですねぇ 3時間…はかかるでしょうね」
悟空「げぇェェェ 飯食いてェのにっっ!!」
悟浄「だ・か・ら!テメェが1人でやりゃァいいんだっての な、八戒」
八戒「(ニコ 4人が動くと遅くなるでしょう ですから悟空の単独行動の方が効率がいいでしょう。何より、僕らには役割がありますから」
悟空「役割ってなんだよッ!!?」
悟浄「俺は、美女担当☆」
八戒「僕は、車の運転ですね 三蔵はー・・・」
三蔵「テメェ等のお守りだ」
悟空「っっー・・・分かったよッッ!! 車降りて闘えばいいんだろっ?!」
八戒「いえ、降りないで下さい。車で突破します。その際は、コノ車に乗ろうとするアホな人がいるので、殺ってあげて下さい(ニコ」
悟空「おっおう!!そしたら町までどのぐらい?!」
八戒「そうですねぇ…100分ぐらいじゃないですか? それと三蔵、僕はこの中で最も年上です。皆さんの子守もどちらかというとこの僕の方がしていると思いますが」
悟浄「八戒!追いかけられちゃってる可愛い子チャンは助けなくていーの?!!」
八戒「どうしましょうねぇ 敵の皆さんしか見えない位に、道が狭いんですよね アノ子を助けるには、ねぇ」(三蔵を見る)
三蔵「・・・・・何だ。」
八戒「いえ、何でもありませんよ? ただチョット、魔戒天浄をしていただけないかな〜・・・と」
三蔵「俺にやる必要はねぇ」
八戒「そうですか・・・残念ですねぇ 1人の女の子が目の前で殺されそうなんですがね」