短編夢小説
□壱万打御礼★オールスターはくしゅ
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01-戌
「おはようございます〜」
ないはずなのに見える尻尾を今日もふりふりやってくる、彼。
「おはよう、雅彦くん」
「おはようございます!
今日も麗しゅうございますね!」
「こ、こんなところで大声で…恥ずかしいよ…」
それも日常茶飯なことなんだけど。
「大声でなければよいのですか?」
?今日はいつもと違うぞ。
彼はそっと私以外の誰にも聞こえない声で言ったのでした
「今日も貴女が、大好きです」
「わ、私もだよー!!」
結局私が叫んで注目を浴びてしまうのです。
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