入れられる場所
ボディピアスは身体のどこにでも入れられるものではありません。
耳たぶなどで軟骨ギリギリの位置は治りが悪い事があります。
耳たぶの様に表と裏がある場所は比較的安定しやすいですが、手首や胸など、平らな部分は排除される率が高いので、排除の覚悟が必要かもしれません。
脂肪層に達するピアッシングは治りが悪いです。
伸び縮みする場所も安定しにくいです。
トラブルになると機能障害を起こす可能性がある部位もあります。
以上の事からボディピアスには知識や経験が必要です。
適したピアス
ピアスには色々な形状の物があり、入れる部位に適したピアスでないと治らない場合があります。
細すぎるピアスはホール内の上皮化が上手くいかなかったり、ピアスを引っ掛けてホールが裂ける危険もあります。
入れる部位には適切なピアスの太さがあり、細すぎると移動したり太すぎると負担になります。
リングなどのピアスは、ホールの出口に対して垂直に出るような内径の物を使用しないと、炎症や肉芽などのトラブルが起きやすくなります。
体に害のない素材のピアスを使わないと、アレルギーや炎症、かぶれを起こし、いつまでも治りません。
体に害のない素材のピアスを使わないと、アレルギーや炎症、かぶれを起こし、いつまでも治りません。
おへそに真直ぐなストレートバーベルを入れたりすると、ホールに負担を掛け、いつまでも赤い炎症が引かなかったり排除されたりします。
平らな部位でも比較的排除されにくい形状のサーフェイスバーと言われるピアスも一部で扱われるようになりました。
初めて開ける場所に飾りの着いたピアス、重いピアス、ぶらぶら動くピアスは治りを妨げる事があります。
アクリルや樹脂のピアスなどは初めて開ける時には適しません。
ネットでの情報収集や詳しい方の情報、スタジオに置いてある説明書きなど参考にしてください。
穴を開ける道具
街場に売られているピアッサーを知っていても、ピアッシング用のニードルを知っている人は少ないのではないでしょうか?
ピアッサーは耳たぶを簡単に開ける為に作られた道具で、耳の軟骨やへそ、舌、鼻には正しく開ける事ができません。
またピアッサーに装着されたピアスの先端は、とても穴をあける形状ではありません。
ピアッシング用のニードルは注射器を太くした物で切れ味もよく、ピアッサーより痛みが少なく治りも早いです。
しかしながらニードルで上手にピアッシングするには、ある程度の経験と慣れが必要で失敗する事もありますし、何よりピアッシング時にばい菌やウィルスよる感染の心配があります。
ネットでの情報収集や詳しい方の情報、スタジオに置いてある説明書きなど参考にしてください。