…ヴゥン…ヴヴー…
ある一室から振動しているような機械音が聞こえてくる。
クリーム
「ちょっ、恋次ッ…もう少しゆっくり…」
「うるせぇ、少し黙ってろっ」
彼にそう言われればルキア何も言わず黙りこんでしまう。
「てめぇはおとなしくしてりゃあいいんだよ」
「な、何を勝手なことを……あっ…」
不意に彼は、振動しているそれを上下左右に激しく動かし始めた。
「だからゆっくり動かせと言って…っ…やめろ恋次ッ」
「お前から俺に言ってきたんじゃねぇか、やってくれってよ」
…ヴヴゥン……ヴゥゥン…
未だに彼は手の動きを止めず、機械音とともに絶え間なくかき混ぜる。
「でも……あぁ…ッ…そんなに動かさなくても…っ」
「…だいぶドロドロになってきたみてぇだな」
指で掬い、甘え…と漏らしながら綺麗に舐めていく恋次。
「き、貴様…舐めるな馬鹿者……あっ、また……ッ」
ルキアの言葉には耳も向けず、再び指で掬えばゆっくりと彼女の口元へ指を差し出す。
「…ほら、お前も舐めてみろよ」
「嫌だっ…」
「んだよ…甘えのに」
彼女に断られてしまえば少し残念そうな表情をして。
「恋次……もう…、十分であろう…?」
彼女の言葉を気にすることなく機械を動かす恋次。
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