REBORN!

□forma amare
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「以上の事から、恭弥に言います。」


相変わらずの緩やかな笑顔(但し目が笑っていない)が僕の視線を捕らえる。


「あいらぶゆー」


つまり彼はこれが言いたかったのだろう。
言われた側としては嬉しくもなくて、ただ胡散臭いだけ。
綱吉と出会って10年。今だ彼が頭が良いのか否か判断しかねる。


「つまり、」

溜め息混じりの言葉を発して、挑発するように琥珀色の瞳を見据える。


「君が言いたいのは、僕の為なら死ねるから、他の誰よりも君を愛せということ?」


アレでいて目の前の男が独占欲の強い事を知っている。
嫌味めいた自分の言葉をどう捉えたのか、彼は少し照れたような笑みを浮かべる。


「それもありますが、」
「じゃあ僕の為に死んでくれる?」
滅多に見せない笑みを浮かべて擦り寄ると、

「いいですよ。」

へらりと笑って、やはり彼は「ILoveYou」と言う。



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