リボーン 短編


□もういくつ寝ると…
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本日は元旦。
…偶然、ですよ。本当に偶然、獄寺君に会ったんです。


もういくつ寝ると…
〜獄寺隼人の場合


「あ」
「…おう」

気が向いて行った初詣。
神社で手を合わせていたら、たまたま隣が獄寺君だったんだ。
「初詣なんて来るタイプだったんだ…」
「っ、んだよ!!オレは十代目がお誘いしてくださったから来たんだっつーの!!」
顔を真っ赤にして怒る獄寺君。なのに、隣にツナの姿は無い。
「で…ツナは?」
「それがよ…」
彼曰く、来た所までは一緒だったのだが…

いつの間にか消えていたらしい。

「あははは…ツナらしいー」
「十代目…いったいどこへ…!!」
本気でキョロキョロしている獄寺君の袖をちょっと引っ張ってみる。
「なんだよ」
「こうしてても暇だから、屋台行こ!!」
「…は?」
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