お題NARUTO
□●初めて恋した青春の日々。
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(ギャグ)
※ミナトのキャラ崩壊
カッコいいミナトをお好きな方は御戻りください。
ミナトとクシナ達が上忍中忍設定。
長期の任務も終わり、ようやく愛しの彼女の元へ行こうと意気揚々と歩いていたら、同期に掴まってしまい拉致された。
「なんで!どうして!理由は!?」
「ミナト。落ち着けって。」
波風ミナトは取り乱したように捲し立てていた。
それをみていた周りの同期達はやれやれというように、ミナトを宥めていた。
「だって!」
「だってじゃない!」
なぜこんなにもミナトが取り乱しているのかと言うと…
「なんでクシナに会わしてくれないの!?どこにいるの?」
「だから、それは黙っているようクシナ本人に言われてるんだよ。」
「クシナが?え…、なん…で?もしかして…クシナに嫌われた?でも、俺…嫌われるようなこと…」
「いや、しらねぇけど…って泣きそうな顔するなって!」
「俺達が悪いみたいじゃないか。」
「いや、実際ミナトを引きとめてるのは俺達だけどな。」
「そりゃそうだけど。」
「おーい。ミナト〜?帰ってこーい。」
クシナ本人に拒絶されたと思っているミナトは思考は別世界に飛ばしていた。
周りの声は聞こえていないようである。
「ちょっ、クシナはまだかよ。」
「あともう少しらしい。さっき連絡がきた。」
「ミナトがやべえ。早くしろよ。」
「クシナ〜…」
「ミナト!お前いつからそんなキャラになったんだよ!さわやか系はどこへいった!?」
「恋って恐ろしいな…人をこんなに変えるとは…」
「まったくだ。」
たたたたたたたたたたた
たん!
「お待たせってばね!」
「クシナ!」
そこに登場したのはミナトの愛しのクシナであった。
クシナが登場した瞬間、ミナトの思考は現実世界に一気に引き戻された。
「おかえり、ミナト。」
クシナが頬笑みながら声をかけるとミナトに表情は一気に明るくなった。
「クシナ!ただいま!でも、どうして?」
ミナトには疑問が残っていた。
「これを作るのに時間がかかっちゃってね。協力してもらってったてばね。」
そういって彼女が差しだしたのは、箱だった。
開けてみてと彼女は眼で訴えた。
ミナトが箱を開けるとそこにはケーキが入っていた。
「え…」
「ミナトの上忍祝いだってばね!」
「手作り…」
「うん。少し歪になっちゃった。けど、味は大丈夫だから!」
確かに少し形が歪ではあるが、気になるほどではない。
さらに、料理は得意だが、お菓子作りのような細かく分量を量ることが彼女は苦手である。そんな彼女が自分のために手作りでケーキを頑張って作ってくれた。
一気に喜びが込み上げてきた。
「ありがとう!クシナ!」
「いいえ。おめでとう!ミナト!」
2人は見つめ合いながら頬笑みあっていた。
多分、恋の病気
(君に夢中!)
「俺らの存在忘れられてないか?」
「だな。完全に二人の世界だ。」
「たく。めんどくせぇ。」
「さっさと帰ろうぜ。」
「そうだな。」
2012/4/19
終わり
すいませんでした。
ミナト君を崩壊させるのが楽しくって(>_<)
基本クシナ溺愛のミナト君が当サイトのスタンスです(笑)