◆小説小部屋◆


□秘め事6
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撫でる手が、更に大胆になる。
お尻を揉んでみたり、割れたお尻の間に指を入れて動かせたりと、異常な事を綱吉に仕掛けていく。始めは、我慢して手帳に集中しようと努めていた綱吉だったが、撫でる手が綱吉の性感を煽る様な動きをするので、大変な事になりそうだった。
身体の奥が熱くなり、撫でるてに反応させてしまいそうになった。
(やだっ!…俺が?そんな?!)
拒否したい気持ちが強くあるのに、綱吉の身体がソレの手に反応させ始める自身に驚く。
そしてソノ手が、大胆に綱吉の前に移動して来た。
手は迷い無く、綱吉の性器の上に置かれ場所を確認すると、撫でる様に性器の上を動いた。そして、もう一方の手を先程と同じお尻を揉んで同時に攻め立てた。割れたお尻の間に指を這わせ、固い蕾を突く。前は性器の形に合わせ上下に動かして、変化するのを則していく。綱吉の頬が紅く染まり、耐える努力を続けるが、徐々に形を変え少し硬くなり出す性器が、綱吉の身体を嫌応なくソノ手に堕ちていった。
(あっ…どうしよう。俺のが立って来る!?)
壁際に手を付けて、染まる顔を誰かに見られない様に頑張る。
が、努力は虚しく綱吉の性器は段々と形を変え、しっかりとズボンの前を張らせた。
「あぁっ…!?」
ぐぐもった声を発し、綱吉は感じた事をソレに知られてしまう。綱吉の耳元にフッと息を吐き掛ける物がいた。
「アンタいい身体してんなぁ…もっといじらせろよ」
綱吉をいたぶる相手の声が、しっかりと聞こえる。なんとなく甘さの入った声だ。
その声の主の指が、感じて硬くなった性器の前のファスナーを、ゆっくりと下ろしトランクス越しから、綱吉の性器を煽り始めた。しっかりと性器を握り上下に擦り上げていく。綱吉は自身でする時と違う動かし方をするソレに、感じてしまい身体を小さく震わせた。
「あぁっ…あっ…うっ」
場所が場所だけに、我慢してしまう所為か小さく矯声を出していった。身体は段々と快楽を求めて、イジる手や指に応え出す。後ろに憑いた相手の唇が、綱吉の項に軽く触れた。瞬間、綱吉の身体がビクッと跳ね腰から下の方が更に熱くなった。
(か、身体が…熱い…電車の中なのに…俺は)
すっかり綱吉の性器は、触れなくても分かる程に起立し、いやらしく天に向かってヌルッとした透明な汁を出して、トランクスに染みを作っていた。また、後ろに憑いた相手は、もっと綱吉の身体に密着していく。
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