闇の守護者

□2話
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内容はこうだ
今日、スクアーロが家に来るから学校は休んでスクアーロから事情を聞くように、あとぼくが喜ぶようなビッグニュースがあるらしいから楽しみにしておけ
なンだろう、ビッグニュースって
まぁ、ガッコの先生にはちゃんとお休みしまーすと連絡はしたからスクアーロが来るのを待つのみになったのだけ
まぁ、ぶっちゃけ暇なので今ぼくはテレビゲームをやっている、バイ○ハザード
楽しいよ?こーいうゲーム大好きだから

ピンポーン

やっぱり面白いなぁ、でもなんかクリアできないンだよね

ピンポーン、ピンポーン

というかこのゾンビ可愛いなぁ、犬だよ?
なんだっけ、ドーベルマン?

ピンポンピンポンピンポン

スラッとしてて、いい感じに筋肉付いてて
こういう筋肉のつき方って憧れるよね

ドゴォッ

今壊れたよね、ドア、修理代っていくらかかるンだっけ、絶対壊した本人に払わせてやる
つーか、スッゲードタドタ言ってるンだけど、なにこれこっわ

「う゛おぉぉい!!!無視してんじゃねぇぞぉアルカ、!!!」

ミサイル級の怒声が家に響いた

「うるさーい、近所迷惑だよ」

耳を塞ぎながらの抗議
たくっ、いつになってもうるさいンだから

「それにスクアーロ、何玄関のドア壊しちゃってくれてンの?
修理するとき業者さンになンて言ったらいいのさ」
「それはすまねぇなぁ・・・てっ、ちげえだろぉが!
てめぇ何無視してんだ!!!」
「だってゲームがいいところだったンだもン」
「かわいこぶってんじゃねぇぞお!!!」

別にいいじゃないか、かわいこぶったってさ
それとも何?ぼくはかわいこぶっても全然可愛くないってこと?
まぁ、それはそうか、ぼくが可愛いんだったら世界の可愛い女の子が発狂しちゃうよ

「で、なんのようさぁ
ぼくはかなり忙しいんだけど、ゲームで」
「オレの用事よりもゲーム優先かぁ?
いいご身分だなぁ・・・・」
「痛い痛い痛い、グリグリしないで〜」

ぼくはスクアーロに頭の両サイドをグリグリされた、久しぶりだとこんなに痛いもンなンだね〜ぼくびっくり!

「で・・・何のようなのさ」

数分後、解放されたぼくは涙目になりながらも聞いてやった、じゃなくて聞いた

「ああ、そうだったなぁ・・・いいニュースだぁ、ザンザスが目覚めた」
「ほんと?」
「ああ、本当だぁ・・・」

そう言ってスクアーロは頭を撫でてくれた
嬉しくって嬉しくって、涙が流れた

「よかったぁ・・・」
「ああ、そうだなぁ」

ぼくはゴシゴシと目を擦ってニコッと笑った

「じゃあ、ザンザスボスになれる?」

ぼくがそう言うとスクアーロは困ったような顔をした
どうしてだろうと首をかしげると、スクアーロは重々しく口を開いた

「実はなぁ・・・10代目候補が他にいるんだぁ」
「ほんと・・・?」

ぼくが驚いて聞くとスクアーロは頷いた
嘘はついてないみたいだった
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