あたしが書き続けている物語は全てあなたたちに送る。



そして1つ1つ綴った小さき物語はここに残す。
いつでもあなたたち二人が見られるように‥‥。



寄り添う二人は夕陽に包まれて知らぬ間に眠っていた。
幸せそうな顔をして眠る二人を起こさずに、風はあなたの膝にあった本を一番初めに戻してしまった。



それでも起きないあなたたちは‥いまどんな夢を見ているのだろう。



 









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