戦国BASARAd

□嫌いより好きが少し大きい
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寒いとは思っていた
けど、まさかまさか雪がちらつきだすとは…


『寒いですね』
「冬なのだからこれくらいが当たり前であろ」

主の居たところとは違うのかと付け加えられる
『冬でもこんなに寒くはなかったです
あと、部屋を温めるカラクリが豊富でした!』

「ヤレ、未来は大層平和ボケしておるのだろうな
ヒヒッそういえば主、暖かくなりたいのならいるではないか暖かくしてくれる相手が」

大谷さんが少しだけ覗かせた目を嬉しそうに細めながら言う





?何のことっスか



「名前!!こんなところに
いたのか!『ぐえっ!』刑部!名前が風邪をひきでもしたらどうするのだ!」




石田三成の声と共に背中に襲ってきた衝撃


女らしさを微塵も感じさせない私の声すら聞こえてないかのように話し続ける石田三成。


ちょっと、手
『こんの変態!何どさくさに紛れて胸揉んでのよバカ!』

「名前が寒いと言ったから二人で暖まろうと思っ『バカ!』」



ここに来てからというもの
私は石田三成という変態(名将)に気に入られてしまったようです
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