青の祓魔師d
□原因
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「名前って身体中どこさわっても物理的にも性的にも弱点だらけだよな」
何言ってんのこの人。
かんぺきなセクハラじゃない?
「よく白昼堂々と盛れるね」
「盛ってねえよ!でも、本当だろ?耳とか」
「ひあっ!」
いつも以上に低い声で耳元で囁かれると、そんな反応を示すのは当然じゃない!!
顔が一瞬で熱をもって身体中が熱くなってきた。
「な?ほら、ちゅーしよちゅー」
「ちょっと、まってんん!!」
制止の言葉も聞かずに、思いっきり唇を唇で塞がる。
胸をドンドンと叩こうと無視。
反抗的な態度は余計に欲情する。と、依然燐は笑っていたのを思い出して、マグロちゃんで決め込もうと無抵抗になった途端
「余裕ないから、無抵抗のがありがたいっ」
「へっ!?ちょ、やだ!まだお昼!!」
問答無用でベッドに担ぎ込まれた。
もう、絶対に許さない。
「さいってい、燐なんか嫌い」
「嫌い…なんで…名前!」
事情後、絶対に口なんてきいてやらない
と、決めて、燐の部屋を出た。
けれど、最後の燐の言動的にもあまり酷くやり過ぎると、その内
こんなにも俺は愛してるのに!
なんて、ヤンデレ化しそう…
考えただけで、震えが止まらなかった。