青の祓魔師d

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よし、今日こそは旧男子寮に行く!

鍵もあるし、大大夫!!
いつもは[女の子がそんなとこに行くなんて!]とか言って止めてくるメフィもいない!!

絶好のチャンス!!
ー応置き手紙する辺りがいい娘だよね。

『行こうモス!さっさと出よう!』

モスを抱きかかえて鍵をさした扉を開ける。



『燐ちゃーん!!遊ぼッぶふっ』

「名前!?」


部屋に飛び込んだ瞬間誰かにぶつかった

『いっつ〜…ぅお!雪じゃないか』
「だ、大丈夫?!」
『大丈夫大丈夫、私は強いからね!ナハハ
雪こそ平気?』


ぶつかったのが、雪の胸の辺りだったことを意識すると
顔に熱が集まってくるのを感じた


「名前!よく部屋分かったな」
『鍵だよ〜パパにもらったんだよ』

おー!燐ちゃんと雪の部屋だ!すごい!
これがホンモノの部屋…!



『そういえば2人ともお出かけデスカ?燐ちゃんも制服だけど…』



「おう!今から依頼なんだぜ、すげーだろ!「『兄さん(燐ちゃん)にじゃないでしょ』」だ!なんだよ二人とも!」

おー、しっぽがブンブン揺れてるかわいー
私のもあんなになってんのかな

『へー、いいなあ、私も行きたい!』
あ、やべ口に出た『なななななんてね!嘘だよ冗談ナハハハ』

「名前も行こうぜ!一緒に!」
一段と燐のしっぽが勢いよく揺れ出す


『うぇ、でも「構いませんよ、むしろ兄さんを繫いでいてもらうのに来てもらいたいくらいですよ」わあ、先生だ…』

一瞬で雪の表情が教師のソレになった


あ、そういや『私制服じゃないけどいいの?』

みんな正装?だし

「いんじゃね?雪男といればいけんだろ」
カラッと笑う燐ちゃん
軽いなー、

「べつに構いませんよ、それじゃ行くよ」




「うわっ  たけええええ!」

ありえない高さの橋に出た
なにこれ此処ってこんなにも高いとこだったの?
死ぬ!やばいよ!



モスはなんともないように私の前を歩く
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