青の祓魔師d
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廊下に出てすぐ、メフィは先に帰ってしまった。
その後教室を変えて授業を再開した
魔障の儀式をして
これからのことについての説明と少しの授業を受けて今日の塾は終わった
小鬼が妙に可愛くてつい連れて帰ってきてしまった
あぁ、家に帰るのが憂鬱だなー
なんか怒られそうな予感
いや、でも炎が出るってのはメフィも知ってたんだから
きっとそこは怒られないだろうし!
し、信じよう…!
扉を開けて理事長室へ入る
『た、ただいま…』
「名前!!!貴女は何を考えているんですか!?」
おお、いつも以上の迫力…
何を考えてるとか言われてもねえ、何についてですか
『いや、えっと…ごめん、なさ…い?』
「どうして疑問形なんですか?!」
『いやほんと反省してます、はい!』
「ほぅ、じゃあ何について反省しているんですか?」
嫌みな顔をするメフィ
な、なんだと…
何についてだなんて!分かるわけがないじゃない
なんだろう、
怒られそうな予感がしただけで
何についてまではわからないよ…
考えても考えても、何も答えは思い浮かばない
「怪人二十面相☆」
『は?』
思わず素っ頓狂な声をあげてしまった
「そのままの意味ですよ
まず名前はどうして教室に残っていたのですか
そうなることもわかっていたのでしょう?!
それと、貴女の炎についての話です!」
ひ、一息…
『あれは!出ようとしたら燐ちゃんがドア閉めちゃって…
出れなかったの!!』
「絶対出れたでしょう!
まあいいです、出たところで奥村君が刀を抜いたので
他の皆さんに貴女が
サタンの血を引いているとバレていたかもしれないですからネ」
なんか納得がいかないけどまあいいか