the others
□眠気と煙草と始まり
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「すいません。本当に、私が悪かったです。ごめんなさい。」
「人麻呂、お前本当にころしてやろうか」
「いえ、結構です。」
仁王立ちで私を見下ろす土方さん
と
正座で謝り続ける私。
何時間このままでいただろう
あと何時間このままなんだろう
仕事しろよ土方
そろそろ機嫌治せよ土方
お前の器はいつからそんなにも小さくなったんだよ土方
沖田さんみたいに言えたらいいのにな…
説教と足の痺れと眠気と戦いながらそんなことを思う。
あー、ダメだ
寝ちゃいそう。