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アルバスの手には、片手で持てるくらいの小さなまだ子供のふくろうが眠っている鳥かご。
『え?』
驚きで一言しか言葉が出なかった。
「実は、ハグリットが連れてきたんじゃ」
ダンブルドアの話しに寄れば
ハグリットが漏れ鍋で飲んでいるときに、ある人物から譲り受けたのだという。
しかし、まだ子どものこのウサギフクロウは警戒心も強く、ハグリットの家にはファングもおり、なかなか面倒を見れそうにないという。
誰か里親を探していたが、なかなか見つからず
いい人はいないかと、ダンブルドアに頼みに来たそうだ。
で、上がったのがペットもいない私だったと。
押しつけられてる気もするけれど、可愛いしいいかな
なんて思った。
「そんなことが…私なんかでいいんですか?」
「もちろんじゃ、頼んでもよいかの?」
「よろこんで!」
冷めた態度ばかりで、信頼をもらえていないかと不安だったけれど
一応、ある程度はもらえていたらしい。
このウサギフクロウのお礼をしなくちゃ