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『んぅ…』
朝、目が覚めると目の前にイルミの胸のあたりだろうか…が、広がっている。
驚いて一瞬身体が強張った。
なんでただのお友達程度の男女がこんな距離で一緒に寝てるのよ!!!
『イルミ、起きて』
「んー、あと5分…」
『子供か!』
いい歳した大人がなに言ってんだか
抜け出そうにも、より力強く抱きしめられてしまって身動きできない。
「皆様 大変お待たせいたしました。目的地に到着です」
『ほら!着いたって!起きてー』
どうしようかと戸惑っている間に
アナウンスが流れた。
ありがとうマーメン!
「んー、めんどくさいなあ…」
いつまでもしぶるイルミからどうにか抜け出して
急いでお風呂場で着替えて戻ると
既にギタちゃんが立っていた。
「名前なんでそんな露出してんの?やっぱ俺に襲ってほ『キルアに選んでもらったの!変な事言ってないでさっさと行くよ!』…む」
イルミの手を引っ張って部屋をあとにした。
普通の白いのセーターに、ショートパンツ、ロングブーツ。
その上からトレンチコートを羽織ってるから露出なんてほとんどない。
まったくもって、普通の格好だと思うけどな
イルミおかしい!