HxH
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「戻ったよ〜!」
明日からもう始まるのか?
絶対に、鬼みたいに厳しいんでしょ
無理だよ、私完全に文系だよ…
と、フェイタンとフィンクスが盛り上がっているのを
泣きそうになりながら眺めていた時に
シャルの声がアジト内に響いた。
うわ、すごくいい匂いがしてる!
昨日からずっと何も食べてない胃には軽いも重たいもないようで
いい匂いが鼻を掠めた途端に空腹感が増した
もういい!!全部食べて忘れよう!
幸い、お酒もたくさん持ってきてくれている。
これ全部、盗んできたんだとは思えないが
彼らはプロだからそうなのだろう。
少しの罪悪感は抱きつつも
お腹の虫が
もう限界だ!
と、あまりにも叫びすぎている。
飲み物を手に、乾杯の合図をそわそわと待っている。