原作沿鼬長編弐
□巻の35
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イタチと鬼鮫が今、
九尾の人柱力を探していることを
伝えられた寧々。
鼬「寧々、ナルトくんの場所を探知できるか？」
『うん、ちょっと待ってね』
寧々は黒呪眼を発動して
うずまきナルトの気配を探す。
『そう遠くない。すぐそこのにいる。』
鼬「そうか、まずは自来也さんを引き放さなければならない」
鮫「その辺にいる女をでも捕まえて幻術で操りましょうか」
そして３人は女を捕まえ幻術をかけ
自来也をナルトから引き放し、
一人になったナルトのもとへ向かった。
一方サスケはナルトを探し
同じ宿場町の中を走り回っていた。
一軒一軒探し回る。
しかし、ナルトはなかなか見つからない。
ナルトは部屋で修行していた。
鳴「エロ仙人ってば、本当女好きだってばよ」
コンコン…
ナルトの部屋の扉から
ノック音。
鳴「なんだよ、もうフラれて帰ってきたのかよ」
ナルトは扉を開ける。
そこに立っていたのは…
鳴「…！」
そこに立っていた男にナルトは驚く。
鳴「（サスケ…！？いや…誰だ…？サスケの写輪眼と、同じ…）」
ナルトはイタチの写輪眼を不思議そうに見つめる。
イタチの隣に居た寧々に気づいて声を上げる。
鳴「寧々の姉ちゃん！？なんで…！？」
イタチの後ろから鬼鮫が話す。
鮫「しかし…こんなお子さんにあの九尾がねぇ…」
鳴「！！（なんで、こいつら九尾のこと知ってんだってばよ！？）」
鼬「ナルトくん、一緒に来て貰おう」
鳴「！」
鼬「部屋を出ようか」
鳴「（こいつら…ただ者じゃねーってば…）」
脅えるナルトに寧々は
微笑んで手を差し伸べる。
無論、作り笑い。
『ナルト、来て。』
鳴「………。」
少し戸惑うナルト。しかし、
寧々をサスケの実の姉だと
思っているナルトは、
迷わずその手を取った。
そしてナルトを連れ３人は部屋を出る。