原作沿鼬長編壱

□巻の7
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鼬「起きろ寧々」


『んー、やだ』




鼬「今日は任務だぞ」



『今日はイタチと離れたくない』





と言い寧々はイタチに抱き着く










キキュン…












鼬「そんなことを言う奴は、犯してやる!」



『ぎょわっ!ごめんなさい起きましたおはようございます美人さん』





二人はいつも通りの朝を迎えた。















だが、今朝はいつもより食卓の雰囲気が重い。








鼬「ごちそうさま」


母「あらイタチ、まだ残ってるわよ」


鼬「すまない母さん、今日はちょっと食欲がないんだ」



母「そう…。無理しちゃダメよ?」



鼬「あぁ…ありがとう」



『イタチ、もう行くの?』


鼬「今日の任務は少し時間がかかりそうでな…先に行くぞ」


『あ、うん。頑張ってね…』





イタチはいつもより早く家を出る。

少しだけイタチの様子が変だった。






『はぁ…』


母「あらあら寧々まで食欲ないのかしら?」

『え!?いや…私は食べれますよ!なんならイタチの分まで!』


母「うふふ、ありがとう」





本当は全然食欲なんてない。
だけどイタチも私も食べなかったら…
せっかく作って下さったお母様を
傷つけてしまうから。
イタチのフォローは私の役目。


イタチの監視も
イタチのことをフォローする為だと思えば…





父「お前も、早く暗部の仕事を終わらせてこい。その後は…わかっているな?」


『はい、イタチのことは私に任せてください』








そして彼女もいつもより早く家を出た。


今日の暗部の仕事は
一昨日の任務の報告書と
証拠隠滅作業。
早急に終わらせて彼女はイタチの姿を探す。
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