原作沿鼬長編壱

□巻の3
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「ねー。あの綺麗な人だぁれー?」

「知らないよぉー」

「でもすごい綺麗ー!」

「額宛てしてるよー忍者さんだよぉ」

「強いのかなぁ」





今日はサスケの修行を見る
約束をしたから
さっさと任務を終わらせて
アカデミーに来た。


アカデミーなんて久々だ。

いつもは自分の修行やら任務で
サスケを迎えにくることなんてしないし




「きゃーサスケくぅん!」

サ「どいてよ!通れない…」


「サスケくぅんデートしよー」



アカデミーの女の子たちの
黄色い声がする方から
サスケがやってきた。




サ「あ!姉さん!」


『おかえりサスケ』


「え、サスケくんのお姉さん!?」


「すごいすごい!綺麗ー!」


「サスケくんのお姉さん!握手してください!」


『え、あはは…ありがとう』


サ「もう!早く修行付き合ってよ姉さん!」


『あ、ごめんごめん』



サスケは顔をプクッと
膨らませて、
照れながら寧々の手を引き
走り出した



『サスケってば、モテモテなんだね』


サ「迷惑だよ!いつもうるさいんだ。オレは勉強しにアカデミーに行ってるのに…」


『イタチもアカデミーの頃、いつも女の子に囲まれてたよ!笑』


サ「え?兄さんも?」


『うん!いつも周りにたくさん女の子がいてね、私イタチと全然話せなかったもん』


サ「へぇ…兄さんも大変だったんだね…」



他愛もない話しをしながら
いつもの修行場所に向かった。
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