原作沿鼬長編肆

□巻の93
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『ただいま、イタチ…』





























寧々はイタチの墓石の前に座り込む。
そしてゆっくりと彼に語りかけた。























『木の葉に行ってきたよ…』
































私のしていることは
イタチの考えに欺いている。




けれどサスケも私と同じことを望んでいる。



















サスケの手を汚さぬ為にも
私が背負うしかなかったことなの。



























『ごめんね……、イタチ。』






























イタチは…、
今なにしてるの?










私を生かしておいたこと、
後悔したかな?






イタチの声、聞きたいよ…









私の声は、届いてる…?



















『会いたいよ…っ……今すぐ…』



























そのまま寧々はイタチの墓石に
倒れ込み泣き喚いた。









































一方木の葉では
ペインはナルトに
倒されたことになっていた。










しかし事実は、ペインがナルトに
同感して暁を裏切り、
自らの命を捨て木の葉を救ったのである。

















絶「ペインがやられるなんて事考えもしなかったぜ」
「コレヲ トビニ 伝エル。行クゾ…」














ゼツはその一部始終を見続けていた。
そしてアジトに戻りそれを
マダラに報告した。





























絶「トイウ訳ダ」
「どうすんの?」




斑「………。」




絶「小南ハ モウココヘハ 戻ランゾ」



斑「また外道魔像とシンクロさせるコマが必要だな…」




絶「………。」




斑「鬼鮫。お前は八尾を探せ…」





鮫「………。」




斑「オレは少し別の用がある」



絶「…サスケかい?」




斑「…その前に……、獲物を完全に縛り付けておく。」




鮫「………。」
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