原作沿鼬長編参
□巻の68
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『なるほど、納得した』
鼬「その眼がお前だけのものではないこともわかったな？」
『…うん』
鼬「そこで、もしお前が黒呪眼を手放さざるを得ない時は、自らの命と共に黒呪眼も封印しなければならない。」
『………。』
鼬「これを読め。」
イタチは寧々に巻物を手渡す。
『…これは？』
鼬「父さんから頂いたものだ」
『お父様から…！？』
鼬「…あぁ。父さんはずっと調べていた。お前を呪印や黒呪眼から開放する方法を」
『………。』
鼬「しかし呪印から逃れる為には黒呪眼を封印する必要があった。黒呪眼を封印するには自らの命も共に封印しなければならない。そしてその封印には器が必要だ。」
『その器というのがサスケ…、この巻物にはその封印の方法が書いてあるのね』
鼬「あぁ」
巻物を開いて眼をやればそこには黒呪眼と呪印の繋がりや術、封印の方法まで書かれていた。
そしてうちは一族と黒木一族の瞳術の断ち切れぬ深い関係。
その他様々なことが記されていた。