オビト原作沿い中編

□巻ノ三
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ペイン「暁の目指すものは真の平和だ。」

『………』

ぺ「忍五大国に代わり暁が世界を支配する。」

鼬「大きな望みだな」

ぺ「その為に、里も経歴も問わず優秀な忍を集めている。木の葉のイタチ、そしてねねこ、お前たちを暁は歓迎する」

斑「いや、待て。」

ぺ「?」

斑「イタチは正式なメンバーとして構わん。が、ねねこはトビと同じく見習いとして扱え」

ぺ「何故だ」

斑「ねねこにはまだ力量が足らん」

鼬「ねねこさんは優秀な上忍として里を背負ってたが…」

『………』

ぺ「…マダラ、何か考えがあるのか」

斑「正式に暁のメンバーとなればそれなりに任務に就いてもらうことになる。イタチ、お前は木の葉が既にビンゴブックを作って指名手配となった身だ」

鼬「………」

斑「しかしねねこは違う。今頃里では遺体の数が合わないと、ねねこを血眼になって探しているだろうな。暁としてはねねこの存在を出来るだけ伏せておきたいのだ、時が来るまではな」



イタチは眉を寄せてマダラの話を聞いた。
時が来るまではな、という言葉に
少しばかり引っかかりながらも。


斑「ねねこには見習いとしてトビと行動を共にしてもらう。いいな」

『わかった』

鼬「………」

ぺ「では、…今より木の葉を否定しろ」








イタチは木の葉の額宛てに
否定の証としてクナイで傷を刻む。








ぺ「これよりお前は暁のイタチだ」








そう言ってペインはイタチに
朱と記された指輪を差し出した。















ぺ「世界に痛みを」
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