世界一初恋

□spring*
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少しずつ,春になっていく

あたりはさくらのつぼみがなっている


そんなほのぼのした中で......

(俺は仕事をするのが精一杯... )

「はぁー本当に不規則な生活を送ってる」


(つかれたなぁ...)


何もせず,残りの仕事を終わらせ
眠りについた。

(明日は久々に仕事が休みだから
ゆっくり寝よっと!!)











ピンポーン


ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン


ガチャ

「なんの用ですか?今日は俺
家でゆっくり休むので
家から一歩も出ないんで
さよなら...」

小野寺はドアをしめようとすると

高野さんはそれをくい止めた。

「なっ...何するんですか?」

「もちろん、今日は俺とデートだろ?」

「はぁ?何言ってるんですか?
帰ってください!!」






(俺、無理やり連れ出されました...
現在高野さんの車の中......)




「あっ..あの どこへ行くんですか?」

「秘密。」

(なんだよ、全くこの人は......)



しばらくすると、いきなり高野さんは
小野寺の手を握った。

小野寺は、ドッキとした。


「なしてるんですか?」

「握りたくなっただけ!」




沈黙......









あたりはすっかり暗くなり
少し寒くなってきた。


「小野寺ついたぞっ!」


そして2人は車を降りる。


「わぁー///」
思わず口にしてしまった。

(だってあまりに美しかったから...)



この一面に咲く、夜桜。


光にあたり、さらに輝いてる...


「どうですか?お気に召しましたか?」


「はい....とても!!」


高野さんはニッコリ笑顔を見せた。


高野さんはとても輝いていた。

(キュン....)

「律!」

高野さんに名前を呼ばれ
後ろを振り向く。


その時....

高野さんは小野寺の唇を塞いだ。

「うっ...んっ......」

高野さんの唇からつたわる体温
そのうちに、小野寺はのまれて
いくような感じがした。
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