No.buts!
□プロローグ
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※
「夏期にバーティねえ‥それで?部長その闇パーティ開いてるのが‥」
『ああ、犯罪組織と例の団体‥‥ーお前には情報を集めてきて欲しい、勿論奴等に直接‥な?』
「直接、ですか。無理なこと言いますね」
『じゃあ、やめるのか?一人の命を無駄にするのかね?』
「受けますよ、勿論。僕が救って見せますよ」
『任せたよ、千鶴。‥それと今回の任務はメカクシ団には黙っていてくれ、あの子達には危険を及ばせたくないからな』
「わかりました、では」
ぴっと通話を切った。
暗闇の中、赤い目が光る。
「午前0時のカーニバルか‥嫌な予感が‥」
「せーんぱーいっ!」
「うわっ!!」
考え事をしている真っ最中に暗闇の中現れた青年に驚いて大きな声を出す‥聞かれていたらやばいな‥‥。