小さな怪獸
□過去編1〜静香の暮らし〜
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隣の家では家族と写真を撮っている人がいた。
2週間前に引越ししてきた
油目 良だった。
家も大きくてお金持ちという印象。簡単におぼちゃん
静香はぼーと見ていると
良「もしかして君も1年生?」
と良が声をかけてきた。
静香は良の言葉を無視して学校の方に歩き始めた。
祖母「良ちゃんどうしたの?写真撮るわよ」
良「うん(変な子)」
そうこの頃はまだ良と静香は友達でも話し相手でもなかった。
入学式
校庭や門の前で写真を撮っている家族の間を抜け静香は1人日陰で休む。
それからよく分からないけど
ぐるぐる回っていたら
先生「君は1年生だねお名前なんていうの?」
校内を巡回していた先生が話かけてきてくれた。
静香「僕、大和静香」
先生「大和さんだね(男の格好なんて変わった趣味だな)」
そうこの小学生時代の静香も美少年すぎて
女の子と間違われてしまうほど可愛いかった。
先生「お母さんは今日来てる?」
静香は一瞬悲しそうな顔をしたが満面の笑顔で
静香「後でくる」と言った。
先生はなぜかズキュンとなってしまう。
先生「落ち着け俺、この子可愛すぎる」